ポーランドの不動産投資①日本人でも投資できるの??
NISAやiDeCoなどの税金優遇制度によって、投資に興味を持ち始めている人も多いと思いますので、ポーランドの投資事情も少しずつ探っていけたらと思っています。
機会があって、不動産投資の手続などをいろいろと立ち会わせてもらっています。
この機に、今回から数回にわたって、ポーランドの不動産投資事情について連載しようと思います。
日本人でもポーランドで不動産投資ができるの?
もちろん誰でも不動産を購入できるわけではありません。国も自分の国土を守らないといけませんからね。ポーランドでは、一戸建てとアパートで購入条件が変わってきます。
一戸建ての場合
① ポーランドに住んでいない外国人は、ポーランドの総理大臣から購入許可をもらう必要があります。(この手続きがどんなものなのかは分かり次第記事にしようと思います。)
② もし、EUのビザを取得して5年以上ポーランドに住んでいるのであれば、この許可申請は必要ありません。
③ さらに、ポーランド人と結婚している場合は、ポーランドに2年以上住むことで、許可申請をスキップできます。
ということで、どの場合でも少なからず、EUのVISAを取得してポーランドに住むか、総理大臣からの許可が必要になります。
アパートの場合
アパートの場合は土地を一緒に買うか買わないかで条件が変わってきます。
① 土地を購入する場合は一戸建てと同じ条件になります。
② 土地を購入しない場合は、許可申請の必要はなく、誰でも購入することができます。ただし、稀にアパートに道路や庭などの土地が付随していることがあって、その場合はアパートだけを購入することができません。その場合は、一戸建てと同じ条件になります。
まとめ
日本人でもポーランドの総理大臣から購入許可を貰えば、ポーランドで不動産を購入することができます。そして、条件によってはポーランドの総理大臣からの認可をスキップできる場合があります。総理大臣からの許可が不要なケースは以下の通りとなります。
- 一戸建て もしくは、アパートと土地 を購入する場合で、ポーランドに5年以上在住、またはポーランド人と結婚していてポーランドに2年以上在住
- アパートのみの購入の場合
それ以外の場合は、総理大臣からの許可が必要となります。総理大臣への申請プロセスは分かり次第記事にしますね!