ポーランドはお湯をパイプライン輸送している!!
ポーランドの郊外を運転していると見慣れないパイプラインを見ることがあります。こちら、実はお湯を輸送しているそうです。
生活用に使うお湯はもちろんのこと、特に冬の暖房用途で使われているようです。ポーランドでは冬は-20℃まで下がることもあるのですが、室内はこのお湯のヒーターのおかげでTシャツ1枚でも生活できます。
↑こちらが、家庭のお湯のヒーターです。これのおかげで冬も暖かです!
ちなみに、パイプラインの表面には特殊な断熱がされているので、送っている間に冷めてしまうこともありません。パイプラインの設営は初期投資はかかりますが、一度通してしまえば、むしろかなり効率的なのです。特に、ヨーロッパの街は住民が1箇所にギュッと固まっているので、それほど遠くまで輸送する必要もありません。
ほとんどの家庭でガスを使う日本のシステムと比較すると、パイプライン輸送の方がよっぽど無駄が少ないのです。地震が多い日本ではなかなか思いつかない発想ですよね。